
バーゲンで、タワーレコードへ行って来ました。
P.カザルスの9枚組CD¥2990、
F.シューベルトの交響曲全集4枚組CD¥1990他、
良いCDが安く手に入ったので満足してます。
サックスコーナーも、チェックしようと思って見ていると、
サックス3重奏(珍しい!)で、
前衛作曲家カーゲルがサックス3重奏の為に書いた組曲と
シューベルトの弦楽3重奏曲を演奏しているCDがあって、
買ってみました。
このグループ”Sax Allemande"は、名前の通りドイツ人で、
ソプラノ、アルト、バリトンのサックス3重奏団で
活躍しているそうです。
ソプラノ・サクソフォン/F.シュッツラー
アルト・サクソフォン /A.ハシュテッド
バリトン・サクソフォン/M.マイアー
メンバーの年齢を見ると自分と同じ年だったので、
急に親近感を覚えつつ、
しかもカーゲルは、自分のリサイタルでも取り上げた事があって、
洒落ていてカッコイイ曲を書く人と認識しているし、
シューベルトも好きだし、かなり期待をして聴きました。
シューベルトの弦楽3重奏 no.1, no.2の6つの楽章の間に、
カーゲルのサクソフォン3重奏のための組曲
"Der Mündliche verrat"15曲が散りばめられている構成で、
これはカーゲルのアイデアなんだそうです。
聴いてみると、
Sax Allemande"のアンサンブルが塊のようにとても合っていて、
良い意味でカッチリした演奏です。
スタジオ録音で音が近く、残響も余り無くて、
クリアで芯のある心地よい響きです。
3重奏も、良いな〜と思わせてくれました。
シューベルトはロマンティックな演奏でなくて、
新鮮な印象です。
カーゲルの曲と良く引き立て合っています。
でも、因みに、このCDアマゾンで買った方が安いです。
(失敗。。。)