今日は、教え子の出演するコンサートへ行ってきました。
演奏曲目は、ジャック・イベールの「アルトサクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲」といって、クラシックのサックス吹きにとっては、最も親しみのある楽曲の1つです。
私も大好きで、この曲には沢山の思い出があります。
名演のCDも沢山ある中、何度聴いても「やっぱりこれは好き」という演奏が、ブランフォード・マルサリス×オルフェイス室内管弦楽団の演奏です。
クラシックの奏者とは違う切り口で、淡々と吹いているように聴こえるのだけど、リズムのノリの良さと、和声進行にぴったりの音程感と、好きに歌っている様が、(それから超カッコ良いカデンツのおまけ付き)まるで凄く粋な映画音楽を聴いている気分になります。
1曲の中に、ワクワクして、キュンとして、ウルっとくるストーリーがあるかのようです。
お薦めの一枚です。
BRANFORD MARSALIS
「CREATION」
ORPHEUS CHAMBER ORCHESTRA
SONY RECORDOS
SRCR 2593