江田島の講習会の日は、どしゃ降り雨の中、地元の中学生を中心に受講生が集まってくれました。ただ、全体の人数が少ないのと、社会人の方が2名のみで居心地がどうだったかな?と気になりましたが、始まってしまえば、たっぷり時間が使えて良かったかな?
私は、能美中、大柿中の学生と社会人の計4名のクラスを担当しました。
中学生は、のびのびとしていて良いですね〜。社会人のHさんも、気負わず中学生達と馴染んで下さったので、心配無用でした。
午前中は、基礎奏法のレッスン、午後は「オ−・シャンゼリゼ」を4重奏で吹いてみました。読譜は、皆さん苦手のようでしたけど、それぞれ独自の読み方の方法があって面白いなあ〜と思いました。特に独特なのが、Hさん。音の高さを、ドレミでは読めずに、楽譜の絵面(5線の音符の位置)と指使いを直結して覚えていて、初見でしっかり演奏出来ていました。すごい。。
そして、皆共通に苦手なのは、リズムの読み方ですね。
楽器で吹く前に、基本音価(4/4拍子なら4分音符等)を手で叩きながら、口でリズムを読む練習を先にしておくと、理解が速いです。そのリズムが正しいかどうかは、譜読みの出来る友人や、先生に確認して貰って下さいね。
この方法で、約2時間で「オ−・シャンゼリゼ」が仕上がりました!
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翌日、安芸高田市の会場では打って変わって、晴天で、中高生6名、社会人6名の少し多めのクラスでした。
ここの地区は、安芸高田ウインドアンサンブルという一般バンドが有る為に、小中高の学校のクラブのブラスバンドを卒業しても、楽器が続けられるエスカレーター式の環境があって、良いなあと思いました。この日サックスパートは、吉田中学、吉田高校、安佐北シンフォニックウィンズ、安芸高田市消防音楽隊、安芸高田ウインドアンサンブルに所属する受講生が集まりました。
これがまた良い雰囲気でした。
レッスンを受けるのが初めてとおっしゃる、安芸高田市消防音楽隊のOさん(60才)は、よくぞ参加してくださいました。いつも、10数名で練習や本番をされていて、苦労やわからない事も多いという悩みや、もっと団員を増やしたいという事を、このような場で話されたのは一歩を踏み出された印象を受けました。頑張っていただきたいです。
この日は、皆と写真を撮る間もなく、あっという間でした。
朝、早く会場に着いてしまったので、近くを散歩した時に撮った写真です。
紫陽花と赤い橋が奇麗でした。