
今日は、教え子の出演するコンサートへ行ってきました。

「サクソフォンとオーケストラのための作品集」sax.ヨハネス・エルンスト
*Florent Schmitt (フロラン・シュミット)の「伝説op.66」と「サクソフォン四重奏曲op.102」の続きです。
「伝説」は、ピアノが3段譜で、ピアノパートはかなりテクニックイ的にも音楽的にも難しいと察します。でも、ト音、へ音記号なので、ゆっくりテンポを拡大して何とか読んでいます。CDも色々あるので、十人十色の演奏を興味深く聴きながら、共感できる演奏とその理由を考えています。
その中で、オケ版で良い!!と思ったのが、アルテ・ノヴァのレーベルから出ている、「サクソフォンとオーケストラのための作品集」Johannes Ernst ヨハネス・エルンスト氏の演奏です。
実は、昔このCDを聴いていた時は、サックスの音色が少し堅く感じ、高音もピッチが上ずりがちで、無知な私は、そんなに良いと思っていなくてあまり聴いていませんでした。でも、今この「伝説」の演奏を聴くと、必要な声部のコントラストや、テンポ設定やルバートの感じ等、音楽の進み方に共感が出来て、「これこれ!」と一人でおおいに納得してしまいました。今まで、浅い聴き方しかしていなかった自分を反省しつつ、聴き方が変わった事に喜んでいます。
興味が湧いてヨハネス・エルンスト氏を調べてみると、ユニークな、でも個人的にはとても共感の持てる演奏活動をされていて、こういうプレイヤーが世界の中で頑張っているかと思うと嬉しくなります。真面目そうな感じが、チャーミングでしょう?
エルンスト氏のHP
エルンストが隊長を務めるパラストオーケストラのHP
http://www.palastorchester.de/jp/home/
歌謡曲の古典を歌うマックス・ラーベとパラストオーケストラのコンサートの動画です。
イッセー尾形さんのブログで彼が紹介されていたので、こちらも。。。
http://ameblo.jp/issey-ogata/day-20090714.html
彼ののCDを紹介しているHP
http://www.iwakami.ne.jp/~mcken/sax/ernst-jo.html
「伝説」のピアノ版で私が特に良いなあと思っているのは、野原武伸氏(サクソフォン)と野原みどり氏(ピアノ)の演奏です。
「野原デュオーサクソフォーン&ピアノ」日本コロムビア
野原氏とは、「広島サクソフォーンキャンプ」に何度か講師で来ていただいてご一緒しましたが、端整な容姿に真面目な雰囲気なのに、トークが最高に面白くていつも涙が出る程相当笑わせていただいて、そのギャップが印象的でした。お話すると、とても気さくな方です。
野原デュオは、因みにご夫婦です。ピアノ伴奏、とても素晴らしいです。
こういう、共感出来る演奏をCDで録音を残して下さっていると本当にありがたいし、励みになります。
では、励まされたところで、読譜頑張ります!

★メイプル&ローズ サクソフォン・オーケストラのCDが先日ブレーン・ミュージックから発売されました。結成10周年を記念して制作された、デビューアルバムです。
★メイプル&ローズ サクソフォン・オーケストラは、”多種の同族楽器で、オーケストラに匹敵する広い音域の演奏が可能であるサクソフォンだけのコンサートを開催したい”との願いのもと、2001年に広島市と福山市在住の12名のメンバーから誕生した団体。現在は、広島在住者を中心に約30名で打楽器を含むサクソフォンオーケストラを編成している。
自分は、メンバーではないのですが、メイプル&ローズ サクソフォン・オーケストラの活動を応援しています。
収録曲は、「魔笛」序曲(モーツァルト)、アダージョとアレグロ(正門研一*委嘱作品)、屋根の上の牡牛(ミヨー)、日本叙情歌メドレー、コール・ポーターやヘンリー・マンシーニ、デューク・エリントンのメドレー等。大半の曲を、このオーケストラの指揮者でもあり、メンバーの恩師でもある上田啓二先生が編曲されておられます。
早速、聴いてみると、記念アルバムという見出しから想像する印象よりも、とても聴きごたえがあって良い出来だと思いました。
さすが、10年続けて来ただけあって、メイプル&ローズ独特のサンウドが楽しめます。
メンバーから、CD録音初体験の人が殆どで緊張ムードの中大変でした〜!と訊いていましたけど、いやいや、伸びやかで精気があって力強い演奏で、全然そんな空気感は無かったです。
ブレーン・オンライン・ショップで試聴、購入出来ます。(うちにもありますので、声をかけて下さい♪)
http://www.brain-shop.net/shop/g/gOSBR-27002/
これからも、益々成長し続けて、皆を喜ばせて下さいね。