シガード・ラッシャー Sigurd Rascher (1907 - 2001)氏は、
クラシック・サクソフォンのパイオニアの一人で、
偉大なプレイヤーです。
と言いつつ、私はラッシャー氏の事について殆ど知りません。
だから、この動画を見てラッシャー氏の音を聴き、
その華麗さと音の柔らかさに驚きました。
自分が知っていた事は僅か。。。イベールの室内小協奏曲や、
自分が知っていた事は僅か。。。イベールの室内小協奏曲や、
グラズノフのコンチェルト、マルタンのバラード、ラーション
のコンチエルトなど、ラッシャー氏に献呈された名曲が数多く
ある事や、また彼は非常なテクニックの持ち主だったので、
特にフラジオ(高音)が目立つ曲が多いという事ぐらいです。
でも、上記の名曲をラッシャー氏の演奏では聴いた事はありません。
イベールやグラズノフ等は、当時ラッシャー氏と対立的な!?
関係だった、もう一人の偉大なる巨匠マルセル・ミュールの演奏を
私は愛聴してきました。
ラッシャー氏の凄さと、秘話をKuriさんという方のブログで知り、
http://www.geocities.jp/kuri_saxo/
そこで紹介されているThe Legendary Saxophonists Collection
でラッシャー氏の演奏の他、クラシック・サクソフォンの歴史的録音
をCD/DVDで聴ける全集を思い切って購入する事にしました。
手に入ったあかつきには、ご近所にお住みで、
興味のある方々、是非聴きに来て下さい!!
他にもYou Tubeで彼の演奏が紹介されています。
Kuriさんのブログでラッシャー氏に関して大変興味深い記事が
書かれていました。
グラズノフのコンチェルトのに関する記事です。ラッシャー氏とミュール氏の演奏による、元々の楽譜と、
出版された楽譜の変更の比較の紹介もされています。http://kurisaxo.blogspot.com/2008/03/blog-post_20.htmlhttp://www.geocities.jp/kuri_saxo/notes/glazounov_compare/