この季節、吹奏楽部のみんなは、ぼちぼち「アンコン」の選曲を考え始める頃で、毎年曲の相談をされます。
今朝は、廿日市高校のサックスパートの4名が遥々うちに相談にやって来ました。その中の一人、Yさんとは中学生の頃、私がその中学校の吹奏楽部に教えに行っていたという好みで、相談を受けているうちに、うちにあるCDや楽譜を参考にしたら良いと思ってお招きしました。
Yさん以外のみんさんは、初対面です。
話しを聴くと、学校では合奏ばかりで、みんなサックス・アンサンブルは普段しないらしく、曲も殆ど知らないそう。。。。う〜〜ん。。。。それは良くない。。。。。仲間がいるのにもったいない。。
自分の高校生の頃は、サックス・カルテットが楽しくて、時間を見つけては集まって、学校にある楽譜を片っ端から音だししたり、自分で好きな賛美歌の曲をサックス用に移調したりして、楽しかったなあと思い出しました。
「アンコン」の選曲は、どうしていたかなあと思い出すと、1年生の頃は代々の先輩からの情報を色々訊いて先輩が選曲してくれ、2年生の時はサックス3重奏だったので既成のオリジナル曲は少なく、探すのが難しかったので、(当時は、PCも無く、音源も無いに等しく、直接楽譜を読むしか探す方法が無かったです)地元の楽譜屋さんの3重奏の楽譜を全部見て、リコーダー3重奏の曲で近代の響きのするカッコ良い曲があったので、それを移調して出演したけれど、自分で曲を探す時が、一番ワクワクしていたような気がします。
今日は、せっかく4人で来てくれたので、アンコンにお薦めのピエルネ、アプシル、リヴィエ、パスカル、ジャンジャンの名曲を楽譜を見ながらCDを聴かせてあげると、みんな喰い入るようにドキドキしながら聴いているように見えました!こんな難しいの無理だよ〜と思う反面、いや、待てよ、死ぬ気で頑張ったら出来るかもしれない。。出来たら超カッコいい〜。。と思いながら聴いているように見えました。
それで、4人を焚き付け、尻込みをしていたアプシルを最終的に選びました!
明日から、4人で朝練を始める事を約束して、勇み足で帰って行きました。
今後も陰ながら、応援しています!