2009年11月8日日曜日

広島ウインドオーケストラ第32回定期演奏会

11月6日(金) 広島ウインドオーケストラ第32回定期演奏会がありました。
吉田行地氏の指揮は、広島ウインドでは2回目ですが、
プレイヤーを解放させてしまう魅力のある指揮で、
こんなにみんなでのびのび吹いても大丈夫だろうか...と思う程、
自由に、演奏する事を満喫させていただきました。

打ち上げでは、吉田氏から、
「今日は完全に音楽に集中して指揮をする事が出来て良い経験をさせて貰った」
と温かなコメントをいただきました。

それから、今回の(実質)メイン曲であり、
広島出身で全聾という大変なハンディを背負っておられる作曲家、
佐村河内守氏の「吹奏楽のための小品(戦争狂信への警鐘)」は、
反核への強いメッセージを込めて作曲されたそうで、
本番のこの曲が終わった直後の吉田氏は、
何か乗移られたかのように、暫く身動きがとれない程、
曲に没頭されていた熱演でしたが、
この件に関しても、打ち上げで良いコメント!

吉田氏が、この曲(1部の終曲)から休憩をはさんでも、
気持ちが抜けられなくて、2部の始めの、
スパークの「祝典のための音楽」
が頭に浮かばず舞台袖で、困っていたら、コンミスの翁さんが、
スパークの曲を歌いながら、腰を振って戯けて踊ってくれて、
救われたという美談でした。


ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
これからも、応援よろしくお願い致します!


     
アステールからの練習の帰り道で。