2010年3月1日月曜日

中村屋 コンサート

   スカラムーシュ~ミョー:独奏楽器と管弦楽のための作品集



これは、私の恩師でもあるファブリス・モレティ氏が、ミヨーの「スカラムーシュ」をオケ版で演奏をしているCDのジャケットです。

「スカラムーシュ」は<空飛ぶお医者さん>という舞台音楽を改作したそうなので、この絵は、空飛ぶお医者さん!?なのかなあと思いながら眺めています。

因みに「スカラムーシュ」とは、イタリア古典喜劇中の登場人物で、黒ずくめの衣装を着込み、ほら吹きで皮肉っぽく、根は臆病なくせに大言壮語して、そのくせ何かことが起こると逃げ腰になってしまうというヨーロッパでは有名な道化役のことなんだそうです。 

さて、話しは変わりますが、今月20日(土)19:30〜、カフェの「中村屋」でコンサートを行います。マスターの中村さんが、定期的に開催されているコンサートで、私は今回で3回目の出演になります。

1回目は、故・岩本貢(ギター)さん、渋谷次(ピアノ)さんとトリオで、2回目は、自分が主宰しているアンサンブル・アシェットというリード5重奏でした。
この度は、ピアノとサックスのデュオで、ピアノは、戸田真里さんです。

真里さんはデリケートに旋律を歌う大好きなピアニストなので、今から共演出来るのを楽しみにしています。

さて、話しは元に戻ります。

コンサートで演奏する曲について、少し解説してみたいと思います。

「中村屋」さんのコンサートは、常連のお客様も多いそうなので、メロディーの美しい曲を中心に、サックスという楽器を気に入って欲しいなあという想いを込めて!選曲しました。

プログラムをご紹介します。


1部 


ロマンティック組曲よりセレナーデ・イタリアン/プラネル 

アラベスクno.1/ドビュッシー 

パヴァーヌ/フォーレ 

「アルルの女」より間奏曲/ビゼー 

月の光/ドビュシー  *piano solo

ワルツ形式によるカプリス/ボノー *sax solo


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2部 


デサフィナード/ジョビン 

スカラムーシュ/ミヨー 

3つの異郷のうた/吉松隆 



今日は、一先ずここまでです。

続きはまた明日♪