昨夜、「広島ウインドオーケストラ第34回定期演奏会」が開催されました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
昨夜のプログラムは、定番の吹奏楽曲という内容で、吹奏楽をされている方にとっては「こんな演奏もあるのだなあ」と引き出しの中の一つに加えていただけたら幸いです。
私事ではあるのですが、自分はサックス吹きなのでプログラムの中で、殊更気になっていたのが、ハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」の2曲目、「ノクターン」のソプラノ・サックスのソロでした。とても美しい旋律で、原曲はバイオリンが演奏するのですが、それを原調のままソプラノ・サックスで書かれているものだから、当然高音の音域はサックスではフラジオという特殊奏法になってしまうのです。クライマックの要なメロディーが殆どフラジオという、編曲者の吉市幹雄さんも、酷な編曲をされるなあ、、、、と思いつつ、今回は、団員の岸本和宣さんが見事に演奏しました。(ブラヴォー!!)因みに、吉市氏は岸本さんの出身校、岡山学芸館高校の時の先生だったそうです。
昨日のコンサートは「FMブラスのひびき」NHK-FM毎週土曜日AM7:15~AM8:00,毎週日曜日AM5:10~AM5:55(再放送)で2回に渡り放送される予定です。日程はまだ決まっておりませんが、またお知らせいたします。
次回「35回定期」は、2011年2月27日(日)14:00〜「フェニックスホール」下野竜也氏の指揮で「邦人作品集」という内容です。今後も宜しくお願い致します。